弱小公立高校から東大へ(数学の具体的な進め方)

で、数学具体的に

ってなとこやけど、とりあえず

目的は、

東大模試でまともに戦える

ようになること。

東大数学の過去問は

直近2年分ぐらいは最終チェック用にとっておいて、

それら以外を使って数学力を鍛える。(かなり後半の話やけど)

で、おすすめな流れの1例としては、

  1. センターレベルの数学ⅠAⅡBをやりこむ
  2. 数学Ⅲをさら~っとさわる
  3. やさ理などの強い本に手を出す

という感じ。以下、それぞれの解説。

1.センターレベルの数学ⅠAⅡBをやりこむ

ま~当然数学Ⅲを中心に対策したいわけやけど、数学ⅡBらへんがおろそかやと数学Ⅲの吸収が悪い。ゆえに、ひととおり数学ⅠAⅡBを網羅したものをたっぷり食っときたい。

たとえば、

↑とか。8回分ぐらいあるからこれを2,3周やっとけば、躓きやすい数列の漸化式、群数列、変なやつの和、などを見慣れることができる。たりんなと思ったらどっか別のやつもう1冊でも。

「やった範囲のことでも、意外といろいろな問題があるな~~~」 と思えることが重要。

ちなみに、数学2Bがまだひととおり終わってない場合は、

4Step、サクシードならちょこちょこ飛ばしつつ、3Trialとかクリアーならほぼ全部やった方がええかな。。

ま~目安として。

そもそも問題集がない! という人やまだ数学ⅠAやってて先々予習したいっていうなら

↑がはやくてええかな。やりこみはとりあえずセンター模試でええかと。

2.数学Ⅲをさら~っとさわる

ま~結局のところ、数学Ⅲの4Stepとかサクシードとかをやりこんだところで、東大の過去問は解けるようにはならない。ってことで、ここは割り切って数学Ⅲがどんなもんか見学する気持ちでささ~と終わらせたし。

どんな問題集でも教科書でも適当に、複素数平面、極限、楕円双曲線、逆関数、微分、積分がまあまあイメージできるようにやる。

その次に

手っ取り早くてよしもと的におすすめなのは

この2つ。精選40の方は東大対策の基礎としても使える。標準的応用問題ばかり。東京理科大で出てきそうな良問が多い。

10日シリーズの方は、「アプローチ」を中心に紹介してくれている。

解の個数見るのに定数分離、 適当に関数出してきてそれを使って大小判断、 ちまっとした面積出しといてそれを積分して体積出す、 とかがパッとイメージできる段階まで来ていないなら、↑を結構やってから↓に行くとよい。

3.強い本に手を出す

センターレベルのことはだいたいできるとしてここらでなんか1冊終わらせたいところ。方針に合わせて適当に。

やさ理・・・問題をいろいろ知るという点で優秀。解説はあんま。強すぎて厳しければ青チャとか1対1へ。筋トレ的な感覚でやるとよい。やる→しんどい→いやになる→やめる→またやってみる・・・・

問題を解くというよりも、解答を理解するという方針がよさそう。

1対1対応・・・解説、アプローチ豊富。難易度はあんま。基礎がゆるいときの土台作りに。強めの本をやってみて解説がよくわからなければ基礎が不足している可能性大なので、こういうときは1対1をよく読めばよい。

ハイ理・・・問題が東大レベル。東大模試にそのまま出てきそう。東大からの問題も多い。解説はあんま。強すぎて厳しければ青チャとか1対1へくれぐれも「わかってる感」だけでうすっぺらくやらないように注意したい本。もれなく時間の無駄になる。

新数学演習・・・問題が東大レベル、解答の参考になる。東大の問題はわざと避けてる?強すぎて厳しければ青チャとか1対1へ。このへんになるといちいち時間がかかるので、使える時間と英語理科との兼ね合いを見て決めたいところ

数学は一番浪漫があるが期待を裏切られやすい科目でもあるので、時間の無駄にはくれぐれも注意したい。

4.安田本、鉄緑会などに手を出す

整数、確率に関しては別に鍛えた方がいい。で、東大理系数学用のアプローチを教えてくれる本は用意しときたいところ。

てなると、

1点でも多くとる東大理系数学

東大数学の過去問・・・クセは強いがためになる。

整数問題

整数の本・・・クセは強いがためになる。

はっと目覚める確率

確率の本・・・クセは強いがためになる。

このあたりはかなり使える。模試とかで整数苦手、確率苦手、全体的なアプローチが苦手という状態ならなおさらおすすめ。

鉄緑会数学

東大数学での常識、合格点の目安などいろいろな面で役立つ。これをやりこんでればなんか強くなってきたな~と実感できるはず。これの解説がふつうに読めるぐらいの基礎はつけておいてから読みたい。高いような安いような。。。

ある程度実力がついて来たらちょっと無理あり気味にでもこの本をやってもいいかもしれない。いろんな基準を教えてくれる。非常にためになる。表紙のゴツさに反してやたら親切

5.模試大会

東大模試過去問をかなりやる。そうすると自分の弱点が見えてくる。

いつも体積落とすな~~~ とか。

6.直近の過去問

ま~2月の中ごろぐらいになってるかと。。これをやる前に模試でそれなりに結果が出るようになっておきたい。ちなみに鉄緑会の数学は過去問集。

7.その他気になるところ。

東大君の場合は複素数平面を最後にちょろっと強化。それがそのまんま出た。。。あえて時期的なものは載せてないので、自由に設定してもらいたい。基礎強化のため青チャかますとかも。

できるだけはやく模試大会までいきたいとこやけど、土台がしっかりしてなかったら応用が利かなくなるので悩ましいところ。 そのへんを判断することも、東大受験の醍醐味かな。

サクサク進めればいいってもんでもないところが難しい。。

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